KooNeの導入に悩んでいる方は、
・自然音やスピーカーにどんな特徴があるか
・価格帯はどうなっているか
と、不安や疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は空間音響デザイン・ソリューションを提供するKooNe(クーネ)の特徴やデメリット、口コミから評判まで徹底的に調べてきました。
最初に、KooNeのおすすめポイントや注意点をまとめています。
これを読んでいただくだけでもKooNeがどんなサービスかわかります。
①ハイレゾ音源
KooNeの導入により、
・集中力アップ
・生産性向上
・コミュニケーション活性化
といった実験結果を取得。
②独自の空間音響設計
鳥の声は上から、川の音は下から流れる設計により、自然をリアルに再現。
③季節の流れと時間帯をリアルに再現
春夏秋冬、朝昼夜と異なる音源がプログラムとしてあるので、一日の流れや季節の移り変わりを体感できる。
①専用のインターネット回線が必要
KooNeのメンテナンスはリモートで行われるため、オフィスの回線は使えない。
②2日前後の工事期間が必要
独自の空間音響設計により壁や天井へのスピーカー埋め込み工事が必要。
③導入費用が高額
40~50平米程度で約300万円と、音源使用料月額25,000円程度がかかる。
音響デザイン費用も別途必要。
KooNeの詳細や導入企業の声、体験場所を知りたい方はぜひ最後までお読みください!
この記事のもくじ
KooNeは空間音響デザインに力を入れているため、BGMがもたらす雰囲気づくりとは異なります。
もちろんKooNeは雰囲気づくりの効果も持っていますが、「心拍数」や「自律神経」にも高い効果をもたらすことで注目されています。
KooNeには以下のメリットがあり、おすすめのサービスです。
KooNeの大きなポイントは、「ハイレゾ音源」であることです。
ハイレゾリューション音源は、高音質・広域帯で録音した音源のことを言い、人の可聴上限を超えた高周波の音の再生を実現します。
ハイレゾ音源は脳に直接「安心感」や「心地よさ」といったリラックス効果を与え、集中力アップにもつながります。
実際にKooNeをOFFからONにする実証実験を行ったところ、効果が期待できる結果を得られました。
「アイディアが浮かんだ」
OFF時「そう思う/まあそう思う」:25%
ON時「そう思う/まあそう思う」:50%
「いつもより集中できた」
OFF時「そう思う/まあそう思う」:38%
ON時「そう思う/まあそう思う」:50%
「知らない人と話しやすく感じた」
OFF時「そう思う/まあそう思う」:56%
ON時「そう思う/まあそう思う」:75%
アンケート全ての項目で効果がみられています。
KooNeを導入することで、オフィスの雰囲気をよくなるだけでなく、仕事の生産性や効率に直結する効果を得られるようですね。
普通のスピーカーであれば天井に設置することが多いのではないでしょうか。
KooNeは独自の空間音響設計で、空間の様々な場所にスピーカーを設置することが特徴であり、人気のポイントです。
鳥の声は上から聞こえ、川の音は下から聞こえてくる状況を作り出すことができ、自然の世界を忠実に再現できます。
これにより、スピーカーの音という感覚でなく、自然音に包まれているような快適なリラックス空間をつくりだしています。
KooNeは森、川、波などの自然を中心としたハイレゾ音源です。
そして、季節や時間帯をリアルに再現しています。
森であれば、「春夏秋冬」と「朝昼夜」を掛け合わせた12種類の音源が用意されており、様々なバリエーションを楽しめるのが評判です。
2019年-2020年のプログラムは上のようになっており、各所での音を楽しむことができます。
音は春は3月1日、夏は6月1日、秋は9月1日、冬は12月1日に変わってきます。
年中オフィスにいながら一日の流れや季節の移ろいを体感でき、自律神経がより整うといわれています。
実際にKooNeを導入した企業は、オフィスのどのような場所に、どんなきっかけで導入を決めたのでしょうか?
また、どのような評判で人気となっているのか、口コミを紹介していきます。
導入場所:ワークスペースThink Lab
JINSでは、個人が世界で一番集中できる空間を目指した「Think Lab」というワークスペースがあります。
その空間には、植物や光の入り具合、オリジナルのアロマなどすでに様々なものが導入されていましたが、それに加えてコンセプトに適していたKooNeを導入したようです。
導入場所:エントランス
富士テレコム株式会社では、働き方改革を目的に本社を移転しました。
その際に訪問客を迎えるエントランスの印象度とクオリティアップのために導入したようです。
訪問客を迎える印象だけでなく、スタッフにプラスの影響を与えることもできたということから、効果の大きさがわかりますね。
導入場所:東京ショールーム
株式会社東和エンジニアリングは、本社移転の際に
Borderless×Connected×Creative with Fun
のコンセプトを掲げていました。
そこで、社内外を問わず境界を越えたつながりがうまれる“共創の場”である空間に、KooNeが合うとのことで導入したようです。
KooNeの仕組みや、導入企業の実際の声を紹介してきましたが、いざ導入する前にハイレゾ自然音を体験しておきたいですよね。
ここでは、KooNeのハイレゾ自然音を体験できる場所を3つ紹介します。
KooNeの販売元である株式会社JVCケンウッド・公共産業システムでは、無料でKooNeの体感会を実施しています。
オフィス内の実際の活用状況を体感しながら、KooNeの詳しい説明も受けることができます。
開催日は、毎週木曜日の①15時~②16時30分~となっています。
予約制になっているので、事前にメールまたは電話で申し込みをしましょう。
申込詳細ページ:http://jkpi.jvckenwood.com/event/koone/seminar/
導入事例で紹介したThinkLabは、ソロワーキングスペースとなっているので、誰でも利用することができます。
銀座店と汐留店があります。
汐留店であれば、15分250円で入店することができるので、気軽に体験することができます。
公式ホームページ:https://thinklab.jins.com/jp/ja/
YOSEIDOは化粧品会社で、銀座店は2020年8月29日にオープンしました。
1Fはフォトスポットやポップアップスペース、無料の肌診断もできるフロアとなっています。
2Fはカフェ、B1Fはライブ配信スタジオとなっています。
気軽に体験したい方は1F、じっくりと過ごしたい方は2Fのカフェを利用してみてください。
公式ホームページ:https://yoseidojp.com/index.php
KooNeでは、月に1度ほどオンラインにてセミナーを開催しています。
バイオフィリックデザインを軸とし、様々テーマにおいて各協賛企業による講演会が人気です。
「自然が人を豊かにする 医療・介護福祉の空間づくりの新視点~バイオフィリックデザイン~「デザイン」×「緑」×「音」×「香り」」
【日時】2021年7月8日(木)15:00~16:00
【協賛企業】
■株式会社白水社
■株式会社JVCケンウッド・公共産業システム
■株式会社KANSEI Design & Co.
■株式会社ジェック
※次回のセミナー情報はまだありません。
KooNeのおすすめポイントや、導入企業の評判はいかがでしたか?
ここからは、導入する際に考えておきたい以下のKooNeのデメリットもお伝えしていきます。
KooNeのメンテナンスは、リモートで行われます。
そのため、オフィスのセキュリティの回線は使えず、専用のインターネット回線を別に契約する必要があります。
別途通信料もかかります。
「空間音響設計」は他のサービスにはないKooNeの強みですが、導入するには2日前後の工事期間がとられます。
これは埋め込み型スピーカー全般に言えますが、設置工事期間を考慮すると、簡単には導入できずタイミングが限られます。
KooNeはオフィスによって金額が異りますが、40~50平米程度で約300万円と、音源使用料月額25,000円程度がかかります。
また「空間音響設計」のための音響デザイン費用が別途必要となり、費用面でハードルが高いと感じる企業が多いかもしれません。
小規模空間への導入であれば「KooNe Lite」という製品があります。専用のPCやスピーカーなどがセットになっており、工事も必要のないKooNeの簡易版として提供されています。
また、同じハイレゾ自然音の「R-LIVE」を検討してみるのもおすすめです。
KooNe Liteと同じように置き型スピーカーになりますが、ぜひこちらの記事も読んで比較をしてみてください。
ここではKooNeの音源導入の流れを紹介していきます。
KooNeの音源導入には、約11日から16日ほどの期間がかかります。
①問い合わせ
まずは、KooNeを販売している代理店へ問い合わせましょう。
体験会の実施もしているため、KooNeのよさを実際に体感することもできます。
②導入希望場所の検証(1日)
現状のオフィスの課題や予算など様々なことを話していき、どんな場所に導入していくかを話し合います。
③設置プランの提案(7日~10日)
独自の「空間音響設計」に基づいたデザインを、オフィスに合わせて提案してもらいます。
④設置工事(1日~2日)
価格なども含めて考慮し、提案を承諾したら、スピーカーや回線などの工事を1~2日ほどで行っていきます。
⑤音響チューニング(1日~2日)
よりリラックスした環境を作り出すために、設置したスピーカーから流れる音が不自然でないかを確認し、調整していきます。
⑥施主確認~納品(1日)
全ての工程が完了したら、担当スタッフとともに確認し、納品となります。
ここまで、KooNeのサービスについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後におすすめポイントと導入企業の口コミのまとめを3つお伝えします!
「どういう特徴があるサービスなのか」
「導入企業はどんな効果を得ているのか」
といった疑問を持っていた方も、今回の記事でKooNeのことがよく分かったのではないでしょうか。
ぜひ今後、オフィスに音源を導入する際の参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
KooNe(クーネ)のサービス情報(一部の代理店抜粋) 株式会社JVCケンウッド・公共産業システム |
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住所 | 神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地 (株)JVCケンウッド 横浜事業所内 |
電話番号 | 045-443-3158 |
営業時間 | 未掲載 |
基本料金 | 音楽機器約300万円+音源使用料月額25,000円程度 、別途工事費用、音響デザイン費用 |
オフィスの生産性を上げるBGMとして近年話題になっている自然音。自然に近い環境の中で仕事をすると生産性が上がる。 「バイオフィリックデザイン」に基づいた考え方が脚光を浴びています。
そんなオフィスBGMとしての自然音サービスの中からおすすめの3社をピックアップし比較 しました。費用や音質、導入企業、いちおしポイントが一目でわかるので今すぐチェック!
費用 |
品質 |
工事 |
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ハイレゾ自然音を
低コストで実現。
設置も楽に完了。
費用 |
品質 |
工事 |
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独自の空間音響設計。
自然界にいるような
空間をデザイン。
費用 |
品質 |
工事 |
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多種多様な
チャンネルを用意した
オフィス専用BGM。