皆さんの職場には音楽がかかっているでしょうか?
最近は、好きな音楽を聴いて仕事に取り組んでいる人も多いと思います。
でも、職場にどんなBGMが合うのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、BGMを流すことで得られる様々なメリットと、仕事に合ったBGM選びを解説していきます。
BGMを流して、仕事に生かしていきましょう!
この記事のもくじ
Workthereが2019年に実施した調査*では、イギリスのオフィスワーカー2000人を対象に「職場で音楽を聴くことが必須」と答えた人は全体の66%にも上り、約3分の2の人たちが職場で音楽を流すことを肯定的にとらえていることがわかりました。
音楽を流す理由については、気分の向上(35%)、生産性の向上(25%)、リラックス効果(24%)のためだと答える人が多かったそうです。
この統計からもわかるように、音楽をオフィスで流すことは、大半の従業員にとってプラスの影響を与えることができるのです。
・集中力の向上
人間は無音状態よりも50デシベルほどの雑音があるほうがより集中力を高めるという効果があるといわれています。50デシベルというと、喫茶店などの静かなところから聞こえる喧噪ぐらいの音。
ですから、職場でBGMを流し集中できる音量は、大きなボリュームでBGMをガンガンかけるよりも、少し小さめのボリュームでBGMを流す方がより効果的であるといえます。
・BGMで生産性アップ
好きなBGMをかけることでテンションを上げて仕事に臨むことができる効果も期待できます。BGMをかけてモチベーションを高めることで、生産性も上がり、従業員、会社の双方にメリットがあるでしょう。
また、リラックスして仕事ができる環境を作りたい場合は、自然音がおすすめ。自然音を流すことでリラックス効果があるといわれています。
自然音には「1/fゆらぎ」という緩やかに音が変化する特性があります。この特性によって自然音はリラクゼーション効果、快適性の向上につながるといわれています。
このように、流すBGMによって効果は様々。だから、オフィスに合ったBGMをかけることで生産性アップにつながるのです。
BGMは様々な効果をもたらすことはここまでで分かったと思います。では、「オフィスに合ったBGM」とは一体どのようなBGMでしょうか。仕事内容によって適切なBGMは変わるのです。
ここでは具体例を挙げて仕事に合ったBGMについて紹介していきます。
単純作業には、その作業にあったテンポのBGMが効果的と言われています。自分の仕事のテンポに合わせた曲を流すことによって、集中力向上の効果が期待できます。
また、転調や音域の変化が少ない曲を流すことでも上記の効果があるといわれています。
単純作業は嫌になることもありますし、集中力も切れてしまいがち。BGMはモチベーションアップにもつながるので、単調な作業でも集中して仕事ができるようになるでしょう。
何か新しいものを生み出す・アイデアを出し合うときには、ポップミュージックやテンポの速い曲などがおすすめ。気分の高揚、モチベーションアップの効果があるといわれています。
ただし、「自分の好きな曲」をかけるのはNG。好きな曲をかけることで、そちらに意識が向いてしまい、逆効果になってしまうことにつながってしまいます。
また、できるだけ歌詞のない曲をかけるようにしましょう。
休憩時間はリラックス効果の高い自然音がおすすめです。波の音、小鳥のさえずる森の音、雨の音……など、自然界の音を取り入れることによって高いヒーリング効果を発揮します。
5~10分程度の曲を繰り返して流すより、休憩時間が一時間であれば、同じ時間録音してある自然音を流す方が効果的。繰り返し流していると、何となく「あ、一周したなぁ」と感じて、リラックス効果の妨げになってしまうこともあります。
ですので、休憩時間と同じだけ収録してある自然音のほうがより高いリラクゼーション効果があるので、気にかけて流してみましょう。
集中して物事を考える仕事や、文章を考える仕事には、ホワイトノイズが効果的です。
歌詞のあるBGMは絶対NG。脳は並行処理が苦手なため、歌詞が流れている曲を聴いてしまうと、歌詞の内容と仕事の内容を並行処理できず、効率ダウンにつながってしまいます。また、クラシックなどの音楽も音に自然と意識が向いてしまうので、仕事にはあまり向いてないといえます。
では自然音はどうでしょうか。確かに集中力向上の効果は期待できます。しかし、リラクゼーション効果が高いため、眠くなってしまう……リラックスしすぎて仕事をゆっくりしてしまう……など、逆効果になることもあります。 ホワイトノイズは、同じ音が続くので意識が音に向きにくく、50デシベル程度の「脳に適した雑音」になるため、高い集中力効果が期待できます。
一人仕事に集中したい、じっくり考えながら仕事をしたい、そんなときはホワイトノイズをイヤフォンで聴くのが効果的です。
研修や新しいことを覚えるときは、BGMを流さない方がよい、といわれています。
上記にもあるように、脳は並行処理を苦手としており、BGMをかけることで集中力ダウンにつながってしまうこともあります。
まだ慣れていない作業をする、学ぶときは人一倍脳を活用しています。ですので、BGMを流すことで意識が向いてしまい、逆効果となってしまうのです。
そんな時は、音楽を流さず、学ぶことに集中できる環境を作ることが大切です。
いかがでしょうか。このように、状況・仕事内容に応じてBGMをかけることによって、BGMがもつチカラを最大限に活かせるようになるのです。
是非、この記事を活用して仕事に合ったBGM選びをしてみてください!
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R-LIVE(アールライブ)体験談|働き方改革を追求したオフィスで知る音の重要性
オフィスの生産性を上げるBGMとして近年話題になっている自然音。自然に近い環境の中で仕事をすると生産性が上がる。 「バイオフィリックデザイン」に基づいた考え方が脚光を浴びています。
そんなオフィスBGMとしての自然音サービスの中からおすすめの3社をピックアップし比較 しました。費用や音質、導入企業、いちおしポイントが一目でわかるので今すぐチェック!
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ハイレゾ自然音を
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設置も楽に完了。
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独自の空間音響設計。
自然界にいるような
空間をデザイン。
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多種多様な
チャンネルを用意した
オフィス専用BGM。