会社BGMのジャンルは環境音にしよう!選び方やメリット、注意点を解説 会社BGMのジャンルは環境音にしよう!選び方やメリット、注意点を解説

会社BGMのジャンルは環境音にしよう!選び方やメリット、注意点を解説

最終更新日:2021年3月5日

会社の労働環境を変えようと考える際に、BGMの導入を考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際にBGMを導入しようと考えると

「逆に作業効率を下げてしまったらどうしよう」「どうやってBGMを選べばいいのかわからない」

など様々な悩みを抱えてしまいます。

今回の記事では、会社でBGMをより効果的にかけるために参考になることを紹介していきます。

この記事でわかること
・会社に適したBGMサービスは?
・どんなメリットがあるのか
・会社だからこそ気を付けたいポイント
・会社に合わないBGMもあるのか

ぜひ最後までお読みください。

     

1.会社でBGMをかける方法

会社BGMのジャンルは環境音にしよう!選び方やメリット、注意点を解説

実際に会社でBGMをかける方法は多岐にわたりますが、主に会社や作業場でBGMを流すために使われることが多いのが下記の3つです。

・ラジオで流す

・有線放送などのBGM配信サービスを活用する

・Spotifyなどのサービスを活用する

BGMの使用には著作権も関係するため実際に導入する際の注意点も含めて、会社でBGMをかける方法について確認していきましょう。

ラジオでBGMを流す

最も一般的な方法はBGMをかける方法はラジオです。
無料でランダムに曲が流れるため、音源の管理が必要ないというメリットがある一方で、パーソナリティの話し声や、選曲が流行りの曲に偏ってしまう傾向があり集中力を削いでしまう可能性があるというデメリットがあります。

ラジオを活用するのは最も手軽な方法である一方で、集中力を上げたりストレスを軽減するという本来の目的には向かないため避けたほうがいいでしょう。
会社内でラジオを流す場所は、作業に集中する空間というよりは会社内の休憩室などで使い、コミュニケーションのきっかけや会話を弾ませるためのアクセントとして活用しましょう。

有線放送などのBGM配信サービスを活用する

近年では会社や作業場など、会社の特性に合わせたBGM配信サービスがあり、費用対効果の高いBGM導入を考える際にはおすすめです。
配信サービスによってはチャンネルを変えるだけで自然音のみを流すことや、instrumentalと呼ばれる歌詞のないメロディーラインのみが流れるリストでBGMを流すことができます。

他に比べると、費用がかかるというデメリットがありますが、会社の雰囲気や社員の働き方に合わせたBGMを選ぶことができるため、手間をかけずに効果を上げることができます。

Spotifyなどのサービスを活用する

SpotifyやAmazonPrimeなど様々なストリーミングのBGM配信サービスがあり、パソコンやスマートフォンとつなぐことで会社内でも活用することが可能です。
ストリーミング配信サービスを使用する際に気になるのが、著作権などの利用料です。実は、オフィスなど、社員のみが聞ける環境においてのみ例外とし、著作権使用料の支払いが免除されることになっています。

一方で、従業員以外の不特定多数の人が出入りする場合には、会社であってもBGMを流すときに権利者の許諾や利用料が必要です。
小さめの会社であれば小型のスピーカーに繋げば十分ですし、大きめの会社であれば複数のスピーカーに接続すれば問題なくBGMを流すことができます。

会社によっては備え付けのスピーカーに接続することでむらなくBGMを聞く環境を作ることができます。
BGMを社内で本格的に導入するかを悩む際には、BGMのストリーミングサービスを使い効果や反応を見てもよいかと思います。

CDの複製は禁止されているため注意

会社にBGMを流す際に注意しておきたい点は、BGMの複製は禁止されている点です。
CDをコピーする際には「なんのためにコピーするか」という点が重要です。
自分だけが楽しむ際には、コピーしても問題なく、「私的使用のための複製」の範囲内の行為です。しかし、会社でCDを再生する場合には、「私的使用の複製」の範疇を超えるため、著作権侵害にあたるので注意しましょう。

さらに、音源のみを抽出してMP3プレーヤーなどへコピーし、BGMとして流すのも著作権侵害にあたるため注意が必要です。

2.会社でBGMを流すメリット

会社BGMのジャンルは環境音にしよう!選び方やメリット、注意点を解説

会社でBGMを流す際のメリットは主に以下の4点です。

・作業や仕事への集中力が上がる

・ストレスを軽減することができる

・社員間のコミュニケーションを促進できる

・時間意識を社内で共有できる

それぞれのメリットについて具体的に確認してみましょう。

作業や仕事への集中力が上がる

人間の集中状態を維持するには90分が限界と言われています。さらに、40分~60分ほどで集中力は徐々に低下するため上手に休憩を取ることで集中力を維持することが可能です。
しかし、集中力を維持するためとはいえ、仕事中に途中でうまく切り上げるのはランダムに仕事が降ってくる場合が多いため難しいです。

BGMには副交感神経を刺激する効果があります。副交感神経とは体がリラックス状態のときに優位にたつ自律神経の1つです。オフィス内のBGMを90分間隔程度で変えることで、副交感神経を刺激し自律神経をうまく切り替えることができます。

実際にBGMのリズムに応じて作業スピードが上がったという実験結果もある一方で、作業テンポとBGMのテンポが離れている場合には作業効率が下がったという実験結果もあるのです。
BGMをうまく使うことで作業効率や仕事への集中力の向上などの好循環を生むことができます。

ストレスを軽減することができる

現代の職場では交感神経が優位に立ちやすいと言われています。ストレスを軽減するには副交感神経をうまく刺激し、バランスを取ることが有効です。基本的なBGM、特にクラシックBGMや自然音にはα波が含まれておりオフィスでの心身の緊張状態を緩めることができます。

BGMにはストレスを軽減するセロトニン分泌を促進する働きがあります。セロトニンとはリラックスして笑ったり心地よいと感じたりすると分泌される物質です。セロトニンによって自律神経系や免疫機構、代謝機能などが活性化され、心と体の緊張をゆるめリラックスすることができます。

例えば、満員電車からおりた後や朝の殺伐とした雰囲気のオフィスでは、心身は非常に高い緊張状態にあり、ストレスが大きい状態です。
そのような状態では、クラシックBGMや自然音などを流すことで副交感神経を刺激し、ある程度のリラックス効果をオフィスに与えることができます。
BGMを有効活用することでリラックスすることができ、オフィスでのストレスを軽減することが可能です。

社員間のコミュニケーションを促進できる

突然ですが、あなたのオフィスではどの程度コミュニケーションがなされているでしょうか。
コミュニケーションを取りにくいオフィスの特徴として

「無音のオフィスでキーボードを叩く音だけがこだましている」

「殺伐とした雰囲気で緊張感がある」

などが挙げられます。
BGMの特徴の1つは、感情を刺激する効果です。例えば、ゆったりとしたBGMを聞くとなんとなく落ち着いたり、アップテンポの曲を聞くことで高揚感を刺激されることがあります。
明るいメロディーのBGMを流すことで、オフィスの雰囲気を明るくデザインし社員間のコミュニケーション促進が可能です。

加えて、常に音があるため話しかけるタイミングを作りやすいという特徴もあります。全く音がなくコミュニケーションが取りづらい職場では「周囲の人の集中を欠いてしまうのでは」という懸念があり話しかけることが億劫になってしまうのです。
BGMを有効活用し、コミュニケーションを取るためのハードルを下げることでよりコミュニケーション機会を増やすことができます。

時間意識を社内で共有できる

BGMの効果の1つはタイムマネジメントの機能です。時間帯によってBGMのテイストを変えることで時間意識を変えることができます。
朝会の5分前や定時の1時間前に、同じBGMや同じ雰囲気のBGMを流すことで時計を見なくても帰宅時間をオフィス全体で共有することができ「なんとなく帰り辛い」という雰囲気を無くすことができるでしょう。

BGMのテイストを時間帯に合わせてコントロールすることで、社内のタイムマネジメントに役立てることが可能です。

3.オフィスでBGMかける際の注意点

会社BGMのジャンルは環境音にしよう!選び方やメリット、注意点を解説

オフィスでBGMをかけることには様々なメリットがあることを紹介してきましたが、注意点を気にしておかないと逆効果になってしまいます。
主に以下のポイントに気をつけましょう。

・過度な音量や、レパートリーの少なさはストレスを余計にためてしまうことがある

・時間帯を考えないと効果が薄れる

・お客様が訪れるような場合には、落ち着いたBGMを流そう

それでは、1点ずつ確認していきます。

過度な音量や、レパートリーの少なさ

会社でのBGMを流す際には、どんなBGMを流すのかに注意が向きがちですが、まず最初に気をつけなければいけないのが音量とレパートリーです。
うるさすぎる音量では、作業中にノイズになってしまったり社内でのコミュニケーションを邪魔してしまいます。

さらに気をつけたいのは、流すBGMのレパートリーです。同じプレイリストをかけ続けてしまうと耳がなれてしまい脳への刺激も減ってしまいます。効果が薄まるだけならまだいいですが、「同じBGMばかり聞いているとノイローゼ気味なってしまう」という声がありストレスを増幅させてしまうのです。

実際に会社にBGMを導入する際には音量や流しているレパートリーにも注意しておきましょう。

時間帯を考えないと効果が薄れる

BGMには感情をコントロールする力があります。その分だけかける時間帯には注意が必要です。

例えば、午前中には出勤の満員電車や溜まったメールチェックなどで交感神経が高まっていることが考えられます。そのため交感神経の高まりを軽減したり、オフィスに集中する雰囲気をつくるため明るいクラシックを流すのがおすすめです。

反対に、昼休憩の後のゆったりとした雰囲気の際には副交感神経が優位に立っていることが考えられます。その際にはアップテンポな曲をかけて社員のエンジンをかけたり、社員間のコミュニケーションを促進することができるでしょう。

また、定時近くになったらかけるBGMを決めることで会社内で帰宅意識を持つことができ働き方改革にもつなげることができます。社員の時間帯別の精神状態をアンケートやデータを活用して把握、適したBGMをながすことでオフィスの生産性を上げましょう。

お客様が訪れるような場合には落ち着いたBGM

いい意味でも、悪い意味でも初めて会社に訪れた人にとっては会社にかかっているBGMが第一印象に影響します。

例えば、「ミスがない、質実剛健な経営や事業」が特徴の会社にJ-POPが大音量でかかっていたら第一印象は変わるでしょう。
第一印象に余計な影響が及んでしまうのを防ぐために、オフィスと応接間ではBGMを変えることや、BGMをかけるのはオフィスではなく共有スペースのみにするなどの工夫が必要です。

4.会社で流すのにむいているBGMと向いていないBGM

会社BGMのジャンルは環境音にしよう!選び方やメリット、注意点を解説

会社で流すBGMには様々なメリットがありますが、会社に流すには向いているBGMと向いていないBGMもあるのです。

ここからは、会社でのBGM選びに悩まないように向いているBGMと向いていないBGMについて解説していきます。

向いているBGM:クラシックや自然音、instrumentalのBGM
会社のBGMに向いているのは、主に「環境音」と呼ばれている音です。人間は無音の状態で作業すると、周囲のちょっとした音に反応してしまい注意が散漫します。環境音が聞こえている状態では、ちょっとした音に対しての意識が向きにくいため、注意が散漫としません。

環境音と呼ばれるのは主に自然音です。雨の音やカフェ内での雑踏などは聞こえても気にならない程度の環境音と言われています。クラッシクやinstrumentalのBGMは人間の集中力を欠くことはなく機能する一方で、過度な音量や有名曲を流してしまうと注意が曲の方に向いてしまう可能性があるので注意が必要です。
実際にオフィスに適しているかどうかはアンケートを取るなどしてきちんと社員の声を確認しましょう。

向いていないBGM:ポップスやロックなど
一方でオフィスで流すのに向いていないのは、ポップスやロックです。これらのBGMは好みが出やすいだけではなく、脳への刺激が強すぎるため注意が散漫になってしまいます。

ロックやポップス以外でも、歌詞が入っている曲なども脳が人間の声によく反応してしまうため向いていません。これらのBGMを流すのはオフィス内などの集中する必要がある場所というより、休憩室などの会話のきっかけが必要になる場所がおすすめです。

まとめ:会社でBGMを流す際には、オフィスの状態を観察しよう

会社でBGMを流す際には、会社内の雰囲気や課題に合わせて検討する必要があります。
例えば、以下のような項目が考えられます。

・朝の状態はいつか

・生産性が下がるのはいつか

・労働時間は適正なのか

これらを確認するだけでも会社内の課題がわかります。BGMには様々なメリットがありますが、生かし方を間違えると生産性が下がったり、ストレスが溜まってしまうことがあるため注意が必要です。
BGMをうまく生かして、会社内の様々な課題を解決していきましょう。

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