CDとの違いは音のクリアさ?5分でわかる!ハイレゾ音源の特徴 CDとの違いは音のクリアさ?5分でわかる!ハイレゾ音源の特徴

CDとの違いは音のクリアさ?5分でわかる!ハイレゾ音源の特徴

最終更新日:2021年9月6日
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ハイレゾ音源と普通の音源の違いという基本的なことに始まり、ハイレゾ音源のメリットや職場での活用方法についてご紹介します!

1.ハイレゾ音源とは?

ハイレゾとは、

ハイレゾリューションオーディオ (High-Resolution Audio)
のことです。Resolutionとは解像度ですから、高解像度な音源という意味になります。 何と比較して高解像度の音源なのでしょうか。それはCDです。 それでは、CDとの違いを詳しく見ていきましょう。

1-1.CD音源との違い

先ほど述べたように、「ハイレゾ音源」とは、従来のCDを超える情報量を持つ高音質音源のことです。 具体的にはCDの約6.5倍の情報量を持つことができます。

情報量を多く持てることで、音源を圧縮した際には伝えきれなかったレコーディング現場の空気感やライブの臨場感を、よりリアルで感動的に体感することができます。 ビット数の高さとより細かな※サンプリング周波数によって、楽器や声の生々しさや艶などのディティールがきめ細かく表現されています。

※サンプリング周波数

BODY BLACK TEXT : 人の声などのアナログの音声信号をデジタル信号へ変換する際に、1秒間に標本をとる頻度のことで、Hz(ヘルツ)という単位が使用されています。数値が大きいほど処理回数多く、高音質となりますが、高音質になるのに比例してデータ量も増えていきます。

1-2. CDの音質を決定するフォーマット(規格)はいくつ?

CDのフォーマットは44.1kHz / 16bitです。 16bitとは、記録できる音の大きさを表しています。これを、音量(ボリューム)の大小の幅を表すダイナミックレンジに換算すると、およそ96dBになります。 音は、幅が広いほどダイナミックな表現になり、同時に抑揚表現の階調も細やかになるため、さらなるリアリティーが生まれます。

ダイナミックレンジの広さが大きく影響する音楽として、オーケストラの交響曲が挙げられます。

オーケストラのように、ある部分は非常に静かでピアニッシモのメロディが奏でられる一方、別の部分ではオーケストラ全員がフォルテッシモで演奏するような音楽では、ダイナミックレンジの広さが重要になってきます。

一方で、ハイレゾ音源のフォーマットは192kHz/24bitであるため、CDの約6.5倍の情報量を持っています。このように、ハイレゾ音源の情報量の大きさが、デジタル媒体を通してもより現実に近い音を聞くことを可能にしているのです。

次に44.1kHzとはなんでしょうか。これはサンプリング周波数と言って、再生できる音の高低に関係してきます。

人間の耳が聴き取れる音の範囲は、一般的に低い音が20Hzまで、高い音が20kHzまでと言われています。サンプリング周波数が高いほど高い音を記録でき、CDの44.1kHzでは、人間の可聴範囲を超える22.05kHzまでの音を再現できる能力を持っています。

1-3.ハイレゾの種類と解像度

ハイレゾのフォーマットには大きく分けてPCM系とDSD系の2タイプがあります。 初めにこの2つの違いを説明すると、サンプリング周波数と量子化ビット数の違いです。

〇PCM方式

まず、PCM 方式はDSDよりもサンプリング周波数が低いですが、量子化ビット数は高いです。 PCM(Pulse Code Modulation)方式は、CDでも採用されている最も一般的なデジタル録音方式で、私たちになじみ深いものです。 CDは先ほど説明したように44.1kHz / 16bitで録音されています。

PCM系のハイレゾ音源にはサンプリング周波数の種類として96kHz、192kHz、384kHz、768kHzなどがあり、bit数の種類は24bit、32bitがあります。サンプリング周波数とは一秒間に何回デジタル化を行うかの頻度ですが、同時にどこまでの高音域が記録できるかにも直接関係しています。 またbitは音の強弱の幅、ダイナミックレンジの広さを規定しますが、CDのフォーマットである16bitのダイナミンクレンジが96dBであるのに対し、24bitでは144dBものダイナミックレンジが実現できます。

人間のダイナミックレンジの可聴範囲は120dBと言われているので、24bitの解像度は人間の可聴範囲のダイナミックレンジをカバーしていると言えるでしょう。 この方式では「記録する回数(≒音の高さ)」と「音の大きさの具合」を分けて考えているので、縦波のままでは表しにくい「音波」の細かな変化などを記録できます。 再生するデバイスの対応サンプリング周波数(時間をどれぐらい細かく刻めるかの性能)が極端に高すぎなくても再生できますし、圧縮の編集が容易であるというメリットもあります。

〇DSD方式

一方、DSD形式は、PCMよりもサンプリング周波数が高いですが、量子化ビット数が1bitしかないという特徴が挙げられます。 DSDとはDirect Stream Digitalの略称で、元々スーパーオーディオCDの録音フォーマットとして採用されているフォーマットであり、PCMとは異なり、音を1bitの疎密波として記録する方式です。

コンピュータにおける1bitは「0」と「1」の2パターンを表しますが、「音の大きさ」が0か1のどちらかであるため、「音が有るか無いか」のみを区別している、といっても過言ではないでしょう。つまりDSDというのは「音の濃淡を物凄く精細に記録している」方式だと考えることができます。 そして、デジタル信号のメリットである「忠実な再現性」と、アナログ録音の音質の魅力が融合されている点も特徴だといえます。

その分、SD音源はサンプリング周波数が極端に高すぎるので再生可能な機器(DAPなど)が限られるという側面があります。 音を直に疎密波として捉えているので、このDSD形式で記録(録音)された状態のまま音を編集するのが困難です。そのため、クラシック音楽のように生で録音したデータをほぼ手を加えず、そのまま音源として商品化するジャンルに使用する機会が限られています。 記録方式が異なるので、PCM方式との単純な音質比較はできませんが、CDと比べると非常に高い解像度を実現していると言えるでしょう。

2.ハイレゾ音源のメリット・デメリット

2-1.メリット

➀臨場感を味わうことが出来る

最大のメリットともいえるのが、圧縮される前のリアル、そしてダイナミックな音源を味わうことが出来るという点です。 特にクラシック音楽やオーケストラといった、実際にその場にいるからこそ味わえる臨場感や感動を感じ取ることが出来ます。

②聞こえない音も感じ取ることが出来る

「聞こえない音」が伝わってきても、聞こえないなら意味はないんじゃないの?と思う方もいらっしゃると思います。 ここで、自然の中にいることを想像してみてください。

自然の中にいるとき、鮮やかな緑や壮大な風景に癒され、またマイナスイオンを感じて爽やかな気分になると思います。

しかし自然には、動物の鳴き声や葉っぱの擦れる音、川の流れのように、はっきりとは聞こえていないけど微細な振動の刺激が細胞レベルを通じて伝わり、脳の深層部を活性化させる音が含まれています。そのようなはっきりとは聞こえない音も、ハイレゾ音源では感じ取ることが出来ます。

特に自然音は、私たちにリラックス効果を与えてくれるものです。実際にクラシックや環境音楽のなかには、「1/fゆらぎ」という心身がリラックス状態にあるときに分泌される「α波」を誘発する効果が含まれています。

デジタル音源からもこのような効果を得ることが出来るのが、ハイレゾ音源ならではの特徴です。

2-2.デメリット

音楽以外の細かい音も聞こえてしまう

「これは完全にメリットの裏返しにもなりますが、ハイレゾはCDに比べて音を細かくたくさん保存して高いクオリティを維持できる分、アーティストの息づかいやライブの空気感なども聞き取ることが出来ます。 純粋に音楽を楽しみたい!という人にとっては、細かい音が気になるという場合もあるかもしれません。

3.職場にBGMを取り入れるメリット

➀リラックス効果

「音楽はメンタルヘルスの改善に効果を発揮します。

特に、先ほども述べたクラシックや環境音楽のなかには、「1/fゆらぎ」が含まれています。「1/fゆらぎ」には、心身がリラックス状態にあるときに分泌される「α波」を誘発するため、「1/fゆらぎ」を耳にすることで、ストレスの解消につながるといえます。

また、音楽には. ストレスホルモン「コルチゾール」の減少を促す効果もあります。

実際に、音楽を聴いたグループとそうでないグループを比較した際、音楽を聴いたグループにコルチゾールの減少が見られた実験結果もあります。 このように、音楽にはストレスを削減し、リラックス効果を与える効果があるといえます。

②行動誘導効果でモチベーションを高める

「みなさんも、何か大切な試合や大会の前に気持ちを落ち着けるために音楽を聴いたことはありませんか?

実際音楽には、モチベーションを高める効果が期待できます。その理由は音楽がもつ行動誘導に秘密があります。音楽には、テンポや音の高低などによって聴き手の行動に影響を及ぼすとされています。

そのため、ストレスを感じてリラックスしたい、気合を入れたいといった時に音楽は効果を発揮します。

③マスキング効果によりストレスを解消

意外にも、仕事や日常生活で人々がストレスを感じる原因として「雑音」が挙げられます。

オフィスでいうと、タイピングの音や周囲の雑談の声、鼻をすする音など、些細に思える音もストレスに感じる人が多くいるようです。 そのような状況で、音楽には雑音を軽減するマスキング効果があります。

耳に入る雑音が軽減されることで、ストレス軽減にもつながることが期待できます。

4.おすすめのBGM3選

1. クラシックや自然音などの「1/fゆらぎ」を含む音楽

先述のように、音のなかには、「1/fゆらぎ」があり、聴く人の気持ちをリラックスさせます。この音は、モーツァルトやバッハといったクラシック音楽に多分に含まれているのに加えて、水のせせらぎ・鳥のさえずりといった自然音にも含まれています。

2. ゆったりとしたボサノヴァで仕事に集中

南国、ブラジルで生まれた音楽であるボサノヴァ。ボサノヴァはクラシックギターやピアノによる軽快なリズムと、やわらかな音、優しいハーモニーで、肩の力が抜けるようなリラックスした気持ちになります。 ゆったりとしながら適度なテンポがある曲調のものが多いので、音楽に気をとられることなくリラックスしながら作業に集中できるはずです。

3.ジャズで集中力アップ

ボサノヴァと同じように、ゆったりとしていて集中力を挙げたい際におすすめです。 ゆったりした曲調のものだけでなく、フュージョンやスムースジャズで爽やかな雰囲気を演出することもおすすめです。耳馴染みの良さから、オフィスBGMとして使用しても不快感を与えません。

オフィスに音楽を取り入れる際の注意点

オフィスBGMは誰にも耳馴染むジャンルを選ぶことが重要です。 音楽はストレスケアに効果的ですが、逆にストレスフルな環境を作ってしまう恐れもあります。

例えば、文字の入った音楽や耳なじみしづらい音楽は、意識が音楽に向いてしまい集中力が途切れてしまう可能性があります。 また、仕事内容によっても音楽の効果は変わります。

単純作業の際は気分があがる好きな曲が効果的ですが、頭を使う思考系の仕事の際には、あまり意識が向かない自然音やクラシック音楽が効果的です。 部署や、仕事内容、休憩時間など、時や場所に合った音楽を利用することがプラスの効果を発揮するために重要です。

5.まとめ

今回は、ハイレゾ音源の特徴やメリット・デメリットを中心に、オフィスで音楽を取り入れる効果についてもお話していきました。 特に、リラックス効果を与えてくれる自然音やクラシック音楽と、細かい音まで音源を再生できるハイレゾ音源は相性が抜群です。 オフィスに居ながらも、ハイレゾ音源を取り入れることで自然の中にいるようなリラックス効果を得ることが出来ます。 ぜひ、この機会にオフィスの「音環境」について検討してみてください!

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