「オフィスを快適にする」ということは、どういったことだと思いますか?
自分のデスク周りを快適グッズで埋める、思い切ってオフィスにある家具を変える、オフィス改善案をつくり、社員で実行していく…。
など、様々な方法があります。
仕事へのやる気と、オフィスの快適さは密の関係にあると言われています。
今回は、オフィスを快適にする方法についてご紹介します。
この記事を参考にして快適なオフィスを作り上げてくださいね。
この記事のもくじ
みなさんは、オフィスで仕事をしていくなかで、何が「不快感」だと思いますか?
・オフィスが静かすぎて、隣の席の人の鼻息が気になる
・キーボードのタイピング音が気になる
・換気をあまりしておらず、空気がどんよりしている
・空調の温度調節がうまくいかず、暑い・寒いと訴える人が出てくる
・オフィス内に物が多すぎてごちゃごちゃしている
・なんだか圧迫感がある
こうしたほんの少しの「モヤモヤ」が「不快感」につながってしまうのです。
こうした状態が続いてしまうと、無意識のうちにストレスがたまり、仕事の効率が落ち、悪循環となってしまいます。
快適なオフィスというのは、こうした無意識のストレスがない状態で仕事ができるということです。
ストレスがなければ、気持ちよく仕事に集中できるかもしれません。
また、仕事の効率を上げることも可能でしょう。
社内全体で快適空間を作り上げることができるなら、仕事へのモチベーションが上がり、それぞれの能力を発揮することができます。
まずは、個々でできる方法をご紹介します。
昨今、オフィスを快適にするグッズが非常に多く販売されています。
特に、デスク周りを中心とした便利グッズを見かけることが多いのではないでしょうか?
こうした便利グッズも日々進化しており、100円均一で安く手に入るものや、無印良品などで買えるシンプルでおしゃれなものも多く売られています。
主に整理整頓や、仕事の時間短縮につなげる役割を果たしています。
限られたスペースを最大限に活かすために、
・パソコンに取り付けることができるディスプレイボード
・デスク下に設置できるケーブル収納グッズ
・ノートパソコンスタンド
など、豊富に揃えられています。お店まで行く余裕のない方は、Amazonや楽天市場などでチェックするのも良いでしょう。
部屋の状態は心の状態と言うように、デスクでも同じことが言えます。
ストレスなく快適に仕事をするために、こうした便利グッズに頼るのはいかがでしょうか?
次に、会社全体で対応が必要となりそうな方法をご紹介します。
会社全体と聞いて、重みを感じる方もいると思いますが、あなたがオフィスで不快感を覚えているのと同じように、他の誰かも不快に思っているはずです。
今こそ会社全体でオフィス改善に取り組み、仕事の生産性を上げていきたいものです。
●データで見る快適とは
日本社団法人日本オフィス家具協会によれば、ワークスペースで快適性を実現させるために、
・デスクの幅:ワゴンのついていない連結式テーブルの場合、一人あたりの幅は最低1000mm
・デスクの高さ:現代日本人の身長に合わせた720mm
・デスク作業面の奥行き:600~700mm
・通路は大人2人が余裕で通れるくらいの1.2mほどのスペースを確保することが重要
を推奨しています。
また、
・チームで動く仕事の場合、社員同士がコミュニケーションの取りやすい設計をする
・仕事に個人の集中力を要する職種では、ブース型が適している
とも言われています。
こうした数字で言われるとなんとなく納得してしまいますよね。
しかし、これは新しくオフィスを作るときや、移転する際に行ったほうが良いでしょう。
毎日忙しく仕事をしている方にとって、これは簡単な方法とは言えません。
次にもう少し簡単な方法をご紹介します。
●開放感をつくる
もう少し簡単な方法として、
①色を使う
②自然光を取り入れる
➂片づける
をおすすめしたいと思います。
①色を使う
「視覚的演出」という方法を使って、開放感のあるオフィスを作り出すことができます。
白や淡い色で壁や天井をそろえると、空間を広く見せることができます。
これは、人間が白などの膨張色の服を着ると、目の錯覚で太って見えるのと同じ原理です。
淡い色は、狭い空間でも、広く開放感のある部屋をつくることができます。
最近は、簡単に壁紙が貼れるので、天井の色に合わせた壁紙を貼るというのもおすすめです。
また、オフィス内にあるインテリアを同系色にまとめると、スッキリとスタイリッシュな空間をつくることができます。
また、色を使って目の錯覚を起こす方法はほかにもあります。
色には、後退色と言われる、引っ込んで見える色と、進出色と言われる飛び出して見える色があります。
こちらの2つの図形はどちらも同じ形、同じ奥行きです。
左側の青い図は奥行きがあるように見えますが、右側の黄色の図は、奥行きがないように見えます。
これが後退色と進出色です。同じ図形ですが、これだけの違いがあります。
オフィスで活用できるのは、カーテンです。カーテンを後退色にすることによって、目の錯覚が起こし、部屋を広く、開放的に見せることができます。
カーテンを変えるだけで、部屋が広く見えるなら、とても簡単ですよね。
②自然光を取り入れる
部屋の明るさも快適をつくるための材料と言えます。
やはり部屋が暗いと、窮屈に感じてしまい、社員の顔も見づらく、コミュニケーションが取りにくくなる場合があります。
自然光を取り入れることで、狭いオフィスも開放的に見せることができます。
➂片づける
3つ目は、片付けや整理整頓を行うことです。これは毎日実践できます。
先ほどもお話ししたように、部屋やデスクの状態は心の状態とも言えます。
毎日散らかったオフィスで仕事をして、作業効率が上がるとは言えません。
片付けや整理整頓を行うことで、スッキリとした気持ちで仕事ができるでしょう。
そのために、先ほどご紹介したグッズを使う方法を取り入れるのも良いでしょう。
今ご紹介した方法は、色を使う、自然光を取り入れるなどの「視覚効果」についてがほとんどでした。
最後に、視覚ではわかりづらいけど、絶大な効果を発揮する方法についてご紹介します。
オフィスに音楽を流すと聞いて、「そんなことで効果があるのか」、「どういう音楽を流せばいいのかわからない」という疑問がわいてくるかと思います。
音楽を流すことによって、かえって集中できないのではないのか、思う方もいるかもしれません。しかし、そんなことはありません。
きちんと音楽を選べば、今よりもずっと集中力を上げることができるでしょう。
最近は、ハイレゾ音源への注目が高まっています。
・ハイレゾ音源とは
ハイレゾリューション音源と言われており、人間の耳では聞こえないが、脳で感じることができる、高音質の音源のことです。CDで拾うことができなかった音も拾うことができ、CD音源と比較して、約555倍のきめ細やかさでの再現が可能となっています。
(R-LIVEサイトより引用)
ハイレゾ音源の利点として、
・脳に良い影響を与える“聞こえない”超高周波で、人間の脳の最深部を活性化させる効果がある
・脳の最深部が活性化すると、情動神経系、報酬系の働きや、自律神経系、内分泌系、免疫系などの働きを強くすることができる
が挙げられています。
ハイレゾ音源は、脳の深いところにまで届き、安らぎを与えます。そして、集中力の向上・作業の効率アップが期待できると言われています。
では、このハイレゾ音源はどうしたら取り入れられるのでしょうか?
①KooNe
(http://www.koone.jp/ KooNe公式サイト)
まず最初に紹介するのはKooNeです。
KooNeでは、自然音をオフィスに取り入れることができるハイレゾ音源のサービスです。
KooNeの自然音は、春は小豆島、夏は戸隠、秋は高野山、冬は奥多摩といったように実際の自然豊かな場所から採取した高音質の音源を使用しています。
音源は、その「春夏秋冬」に「朝昼夜」を掛け合わせた12種類が用意されており、様々なバリエーションを楽しめます。
また、スピーカーの設置にも特徴があります。
普通のスピーカーであれば天井に設置することが多いのではないでしょうか。
しかし、KooNeは「空間音響設計」といって、空間の様々なところにスピーカーを独自に設置することが特徴的であり、人気のポイントです。
鳥の声は上から聞こえ、川の音は下から聞こえてくる状況を作り出すことができるので、自然の世界を忠実に再現することができます。
これにより、スピーカーから聴こえる音という感覚ではなく、自然音に包まれているような快適なリラックス空間をつくりだしています。
②R-LIVE
スピーカーの埋め込み工事はせずに、もう少しお手軽にハイレゾ音源をオフィスで流したい方には、R-LIVEのスピーカーがおすすめです。
(https://www.r-live.co.jp/product/index.html R-LIVE公式サイト)
R-LIVEとは、ハイレゾ音源をオフィスやショールーム、ショップなどの様々な空間にお届けしている空間音響システムの会社です。
高い録音・編集技術によって、日本各地の豊かな自然音や、森と川の自然音をハイレゾ音源で提供しています。
また、KooNeと同じく自然界での季節の移ろいを春夏秋冬×朝昼夜の12音源で再現することにより、現代社会においてバランスの崩れがちな、人のサーカディアンリズム(概日リズム、生体時計)を取り戻すことができると考えられています。
そして、自然の音の中で過ごすことで、人間の自律神経や脳に作用し、より人がリラックスした中で、コミュニケーションや集中できる雰囲気を作りあげることを可能としています。
脳や心がリラックスして仕事ができるのも、立派な快適空間と言えますよね。
しかもR-LIVEであれば、スピーカーを床に設置するだけなので、とても簡単にできます。
今までご紹介してきたグッズや、空間づくりでどうもしっくりこなかったあなた。
「音楽」がもたらす快適空間を忘れてはいませんか?
音による効果が、脳や心をリラックスさせ、集中力や効率をあげ、会社の業績を上げることができる1番の近道なのかもしれません。
この記事では、
・グッズを使って快適さを出すこと
・快適な空間を作ること
・音楽を流すことで快適な空間を作り上げること
についてご紹介してきました。
仕事をしていくうえで、無意識なストレスは禁物です。
しかし、無意識で感じる”わずかな快適”の蓄積は生産性アップに直結します。
ぜひ、この記事を参考にして、オフィスを快適にしてくださいね!
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R-LIVE(アールライブ)体験談|働き方改革を追求したオフィスで知る音の重要性
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