突然ですが、皆さんは普段働いていて「職場の居心地がいい!」と感じていますか?
そのように感じている方は、毎日忙しいながらも生き生きとしているでしょう。
一方で、会社での居心地が悪く「会社に行くのがつらい…」「転職しようかな…」と悩んでいる方も少なくないと思います。
今回は、そのような悩みをお持ちの方に、会社の居心地の悪さを改善できる方法をご紹介したいと思います!
この記事のもくじ
「そもそも居心地の良い職場ってどんな感じ?」と思う方もいると思います。
そこでまず、居心地の良い職場・悪い職場のそれぞれの特徴を挙げていきたいと思います。
コミュニケーションが上手く取れている
居心地の良い職場に共通するのは、コミュニケーションがきちんととれる点です。個人プレーになりがちな職場。個人でパソコンに向かう機会が多いため、コミュニケーションがおろそかになってしまいがちです。
しかし、大切なのはチームワークで、左右、上下の綿密なコミュニケーションは会社を成長させるだけでなく、自分も一人の人間として育つチャンスです。
社員が大切にされている
社員を大切に扱ってくれる会社とは具体的に、
1.サポート体制がある 2.教育プログラムがある 3.きちんと正当に評価してくれる
などが挙げられます。このように社員1人1人に目が行き届き、成果に対して正確に評価してくれる会社は、社員にとって居心地が良い職場であると言えます。
意見を言える機会がある
若い社員も意見を求められ、思ったことを発言できるかどうかは大切なポイントです。たとえば上司と意見が食い違い、納得できない場面。コミュニケーションが一方的な企業では、役職が下の人や若い人が我慢する立場になるでしょう。
一方で居心地の良い職場は、誰もが公平に意見を言えるチャンスがありますので、定期的なフィードバックや社内ミーティングなど、あらゆる機会を設けています。そのため、思ったことや納得できないことをため込み、不満を募らせ陰で愚痴こぼすといったことも減るので、思ったことが言いやすい会社は働きやすいですね。
正当に評価してくれる
年功序列により、若い人が良い仕事をしてもお給料が変わらず立場も下っ端扱い…なんてことがあっては、モチベーションも上がらず不満が募りますよね。
特に、仕事の評価は職場の人間関係にも影響を与えますので、居心地の良い職場の特徴を参考にして働きやすい環境を作りましょう。
個性を大切にしてくれる
個々の考え方や価値観を理解したうえで、仕事の成績を評価してくれる企業は居心地の良い職場です。数字だけでなく努力を認めてくれる職場なら、もっと頑張ろうという意欲も湧きますよね。
企業というひとつの枠にはめ込み、なじめない人ははじかれてしまう職場は、働いているとストレスが溜まります。仕事は決まったルールに沿って進めることはもちろんですが、個性的な考え方やアイデアが尊重されると、社員同士が理解し合いやすくなります。
人間関係が良い
仕事のストレスで一番頭を悩めるのは、職場の人間関係ではないでしょうか。大変な仕事でも、会社の雰囲気が良ければ転職を考えることはないはず。お互いに足を引っ張り合い、ライバル意識が強い職場。
このような環境は、意識を高めるには効果が期待できますが、信頼関係をなくす要因でもあります。
お互いに成功を評価して喜べる職場は、和気あいあいとして居心地が良いはず。誰かが評価されれば自分の向上心にもつながるので、良い連鎖が社内で続くでしょう。
また、デスクワークが多いと個人プレーになってしまいがちです。「挨拶以外の会話をしたことがない!」という人も中にはいるのではないでしょうか。大企業になると、情報の共有が全体的に行き届かない場合もよくあります。
従業員と経営陣に高い壁ができてしまい、次第と職場の人間関係にもそのような隔たりを感じてしまいます。
つまり、社員同士で自由な対話ができ、仕事を離れても個人的に良い関係が築けることが大切なのです。
風通しが良い
秘密主義で、部署ごとに違った印象を受ける会社がありますよね。
会社全体の飲み会でなく、部署ごとの飲み会だけ。このような制限された付き合いになると、社内の風通しが悪く、いつも相手の顔色を見ながら仕事をしなければなりません。会社全体としての集まりや、社員旅行があると付き合いの場が広がります。
また、嫌なことや問題点などは、陰でこそこそと話さずなんでもオープンにできる職場が理想です。柔軟性がある企業は、古い社風にこだわらずどんどん新しい考えを導入していますので、全員が安心して働けます。
仕事のシステム化
簡単な作業でも、人によってやり方が違うと効率が変わってしまいます。働きやすい会社は作業がきちんとシステム化され、マニュアルも用意されているので、経験がない人でもすぐに取り掛かれるよう配慮されています。
また、わからないことを誰に聞けばよいのか困る場面もなく、サポートしてくれる人が常に周囲にいることも大事です。「自分もかつては同じ状況にあった」と相手の立場になって考えてくれるので、誰でも困っている人をすぐに助けてくれる協力体制があります。
このようなサポート体制が整った会社は、新人の人も安心して働けるので、居心地の良さを感じてもらうだけでなく、離職率も抑えることができます。
誰かのために働く意識
直接的に人助けをする仕事だけでなく、自分の仕事がいつかどこかで誰かのためになっていると認識して働ける会社は、社員がやりがいを感じやすく居心地の良い職場の証です。
仕事を通じて人間として、また社会人として成長するには、やりがいを感じる会社が良いですよね。
逆に意味がない仕事や、自分が役に立てない仕事だと感じてしまうと、社会活動への意欲はなくなってしまいます。誇りに思って働ける会社は、どのような作業でも自信を持って取り組めるでしょう。
このように社員の意欲やモチベーションがアップし、1人1人が目標達成に精を出すことによって、会社全体の士気があがり社内の雰囲気も良くなり居心地の良さにつながります。
職場の雰囲気が暗い
居心地悪い職場は、雰囲気が暗いという特徴があります。
職場の人たちの表情が暗かったり、挨拶をしても誰も返事をしなかったりすることが例として挙げられるでしょう。
このような暗い雰囲気の職場で仕事をしていると、居心地が悪いと感じるのも当然と言えますね。
モチベーションが下がる原因にもなるため、職場の業績も下がり気味です。
人間関係がギスギスしている
居心地が悪いと感じる、主な原因となっているのではないでしょうか。このような会社では、職場のすべての人たちが悪い意味でのライバルなのです。
足の引っ張り合いが主体となっているため、大切な連絡事項を他の人に回さない・誤った情報を意図的に回すなんてこともあります。
また、他人の手柄を自分の手柄として横取りする、なんてことも起こるでしょう。
人間関係がギスギスしていると、職場へ行くこと自体が嫌になってしまいます。
仕事をしていても、ライバルという気持ちが突き刺さって居心地悪いと感じさせてしまうのです。
社内で派閥がある
社内で派閥があるというのも、居心地悪い職場の特徴です。
社内で派閥があると、どこかに参加した時点で敵対関係の派閥グループから睨まれることになります。
また、どこかの派閥に参加しなければ、それだけで敵視されるということも起こります。人間関係の亀裂にも拍車をかけ、社内の雰囲気も常にピリピリなんてことになるため、職場で居心地悪いという雰囲気もどんどん強くなっていきます。
負のループにずっと迷い込んだままの状態になってしまうのです。
いじめや嫌がらせがある
居心地悪い職場では、いじめや嫌がらせがあるという特徴が多く見られます。
自分がいじめや嫌がらせの対象になっていなくても、そのような環境にいると決して良い気持ちはしません。
助けてあげたいという気持ちはあっても、助けたために今度は自分がターゲットにされたらという恐怖が湧き上がってきます。見ているだけという自分の状況に、嫌気がさしてしまうという人も少なくありません。
また、「もしかしたら自分の知らないところですでにターゲットになっているかも」なんて思うこともあるかもしれません。
仕事以外の心配が増えてしまい、まったく落ち着いて仕事ができる環境ではないので、職場で居心地が悪いと感じてしまうのです。
真面目な人が多い、笑いのツボが合わないなど職場の雰囲気そのものが合っていないので、居心地が悪いと感じるのです。また、休憩時間に趣味の話をする際に、周りの人の趣味がコアで話についていけないといった声もあります。
仕事と異なる場所で共通した話題がない場合は、気の合う人がいなくなってしまい、居心地の悪さを感じるパターンがあります。
楽しさや嬉しさといった、プラスの感情が湧き上がってくることも少なくなっていき、職場そのものに嫌気がさしてしまうこともあるでしょう。
仲間外れにされると、寂しいという気持ちも湧き上がってきます。
このような気持ちも居心地が悪いという感情に拍車をかけているのです。
それぞれが孤立している
それぞれが孤立している職場も、居心地が悪いと感じることが多くなります。
例えば、個人プレーになりがちなデスクワークや、隣にいるのに仕事での連絡事項をメールで送るなどの行動が目立つ職場です。
雑談はもちろん、仕事上で必要な会話さえもほとんどしないのです。
このような会社は、チームワークで何か一つのことを成し遂げるということもほとんどないため、コミュニケーションを他者ととる機会がほとんどありません。
コミュニケーションが少ないと、相手を知ることが難しく、協力して何かをするということもないため、とても息苦しくなってきます。
このような職場で働き続けることは、当然ですがデメリットが多いです。
・楽しくないので嫌々仕事をしていて、モチベーションが上がらない。
・無視や大事な連絡を入れられないなどにより人間不振になってしまい、徐々に精神が病んでしまう
・いじめなど仕事以外の悩みが多く、仕事に集中できないため仕事の成果が上がらない。
など、身体だけでなく精神にも疲労が出てしまい、それに伴い病を発症してしまうといった、危険な状況になってしまうリスクがあります。
●対人関係による居心地の悪さ
居心地の悪さを感じる原因に、対人関係によるものが挙げられます。
例えば
・上司に頼まれたことに関して「ノー」と言えない・理不尽な要求や雑用などに対しても作り笑顔で対応してしまう。
・仕事を周りに割り振ったり、頼んだりするのが苦手でつい自分で抱え込んでしまう。
・周囲の自分に対する評価が気になり、陰で批判されていないか気にしてしまう
・他人と自分の評価や実力を比べ、焦燥感に襲われてしまう
・自分に対する悪口を聞いてしまい、ひどく落ち込んでしまう
・ノルマに追われ、常に焦りが付きまとってしまう
などが挙げられます。こういった精神的な疲労は、肉体的な疲労と比べて見えにくく、それにもかかわらず大きいものです。
●音による居心地の悪さ
こちらは意外に思われる方もいると思いますが、実は「音」も居心地の悪さを感じる原因となっています。気になる音とは具体的にはどのようなものなのでしょうか。
・うるさ過ぎても仕事にならないが、静か過ぎても居心地が悪い
これは、USENが職場の「音環境」調査の結果を発表したときに出た回答です、その調査によれば、日本のオフィス環境のおよそ7割は「静か」なようです。
~質問内容~
・仕事中に気になる音とはどんな音?「話し声」(46.0%)が最も多く、「電話で話す声」(37.5%)、「外からの雑音」(30.5%)、「パソコンのキーボードを打つ音」(19.8%)と続いた。また、ほかの意見として、「プリンター待機音」「他人のブツブツ独り言」「隣席の舌打ち」なども寄せられた。
・シーンとしたオフィスは居心地悪い?
職場の静かさを聞いたところ、68.8%が「静か」だと感じていた(「非常に静か」と「どちらかというと静か」の合計)。ところが、シーンとした職場で仕事をしていると、53%が「居心地が悪い」と感じていることも分かった。
他にも静かであるために、「他社とのミーティングの際に契約内容などの会議で話したことが社内に聞こえてしまっているのでは」とプライバシーを気にしている会社も多いようだ。
当たり前のことではありますが、まずは何が会社の居心地が悪いと感じる原因になっているのかを考えてみましょう。そこから改善のヒントが得られるかもしれません。
居心地の改善を試みる
一人で抱える必要のある問題でないのなら、周りを巻き込んで改善する方法は一番の安全策とも言えるのです。
居心地の悪さで一番多いのは、やはり人間関係でしょう。
空気がピリピリしてしまうのも、いじめという問題が生じるのも、すべて人間関係が良好ではない為です。
一度考えをリセットし、同じような価値観を持っている人たちと改善をはかってみてはいかがでしょうか。
自分自身に非がないかを考える
挨拶をしない、上司に対しての話し方や言葉遣いがなっていない、時間にルーズで周りに迷惑をかけてしまうことが多い、といったようなことはないですか?
もしかすると、このような相手に良い印象を与えない自分の行動が仲間はずれにされたり・自分が浮いていると感じたりする原因になっているかもしれません。
今一度、自分にそのような行動はないか考えてみましょう。
そこにとどまることだけがすべてではない
どこの会社でも居心地が良いと言い切れる所は少ないものの、悪すぎる環境はもっと少ないものです。
そのような数少ない居心地の悪すぎる会社に、いつまでもとどまっている必要はなく、むしろ転職を視野に入れることによって、視野が広がることが予想されます。
第3者に相談してみる
もしあなたが誰にも仕事上の悩みを打ち明ける事ができないのであれば、転職のプロに相談してみるのも一つです。
1人で抱え込むよりも、人に相談することで状況を客観的に捉えられ、自分が次にとる行動が見えてくるかもしれません。
職場の全員に対して親切に接する
人に親切にすることが居心地の良さに関係あるの?と感じる人も少なくないと思います。
そこで「親切」と「居心地の良さ」の関連について、次で詳しく紹介したいと思います。
カリフォルニア大学で、コカ・コーラ社の社員に対して行った実験を例にとってお話しします。
まず社員を2つのグループに分け、片方のグループでは社員に手軽で親切な行為をするように指示。
もう一方のグループには何も指示は出しませんでした。4週間後、人生や仕事への満足度などを全員に対してヒアリング。その結果は驚くべきものでした。
親切にするよう指示したグループの社員は、何も指示しなかったグループの社員と比べて、次のような違いが生じていたのです。
・親切にされた側だけでなく親切にした側も、仕事に対して自主的に取り組むようになった。
・親切にされた側だけでなく親切にした側も、人生や仕事の満足度がアップした。
・親切にされた側だけでなく親切にした側も、気分が落ち込まなくなった。
・親切にされた側は、他人に親切にする確率が3倍になった。
→このことから、親切は伝染していくということが分かりますね。
●本当に効果はあるの?雰囲気の悪い職場に当てはめてみた
では、雰囲気の悪い職場は「親切」を意識することで本当に改善できるのか。実際にそれぞれの居心地の悪い職場の特徴に当てはめて考えてみましょう。考えた結果はこちらです。
①社員同士のコミュニケーションが少ない
→そもそもコミュニケーションを介して親切な行為をするため、コミュニケーションは必然的に増える。
②社員同士で情報共有ができていない
→親切にすることで、仕事に対して自主的に取り組むようになるため、情報共有も自ら進んで行うようになる。
③社員同士が不仲である
→親切にされると親切を返そうという「返報性の原理(何かをしてもらったらお返しをしたくなるという心理)」が働く。よって不仲が解消する。
④すぐに感情的にキレる社員がいる
→親切にすると仕事への満足度が上がる。気分も落ち込まなくなり、感情的になりづらくなる。
⑤悪口や陰口が横行している
→親切にされると親切を返そうという「返報性の原理*」が働く。よって悪口や陰口がなくなる。
⑥業績不振である
→親切にすることで仕事に対して自主的に取り組むようになるため、仕事の業績が改善しやすくなる。
⑦退職者が多い
→親切にすると親切が伝染し雰囲気の良い職場になる。よって退職者が激減する。
※「返報性の原理」とは、何かをしてもらったらお返しをしたくなるという心理のことです。
以上のように考えられます。
他人に親切にすることで、親切にされた人はもちろん、親切にした本人の仕事に対する取り組みも変わってくるというのはとても素敵なことですね。
いつもよりも意識的に、他人に親切にしてみようと心がけるのも、居心地を改善する良い手段となるかもしれません。ぜひ一度お試しください!
今まで色々と改善点を挙げてみました。「意外と自分でもできそう!」というものから「すぐに自分の力だけでやるのは難しい」「具体的にどのように実践していこう…」と悩むものもあったと思います。
そこで、明日から1人でも出来る些細なことや、実際にとある会社で社内の居心地をよくしようと実践されているものを3つご紹介したいと思います!
窓から光が入りやすいよう家具を移動
とても単純なことに思えますが、窓から光が入ると社内が明るくなります。また、風通しもよくなり、中で働きながらも新鮮な外の空気を吸うことが出来るので、社内が爽やかになるだけでなく、人々も生き生きとし明るい雰囲気となります。
暗くじめっとしたオフィスで働き続けると、社内の雰囲気も暗くなってしまいます。まずは、家具が窓を隠してしまっていないか・風通りを妨げる場所に置いていないを検討してみてください。
グッズを使ってデスク周りをすっきり!
デスク上が整理されていないと、探し物に時間が掛かかるだけでなく、オフィスの開放感にかけてしまいます。そこで、デスクをすっきりさせる小物を紹介したいと思います。
ノートPCスタンド
ノートPCスタンドの特徴は、コンパクトに収納できて持ち運びがしやすいという点です。デスク上の空間が増えるため広々としているような印象を与えます。
また、収納だけでなく、高さや角度を調整することで姿勢が良くなり、目が疲れにくく、首・肩凝りや猫背による腰痛が改善できる点が挙げられます。
身体の疲れが改善されるため、その面でも居心地の良さが改善されるかもしれません!
キングジム マグトレー
壁やキャビネットなどのスチール面に取りつけるだけで、簡単に棚を作ることができます。
個人のデスクの横に置いて小物や書類の収納に活用できるほか、共有スペースに置いて備品置き場などとして使用することも可能です。
また、A4書類も平置きでき、取り付け取り外しも簡単なので、デスク整理におススメの1品です。
先ほど居心地の悪い会社の一例に挙げたように、近くに居るにも関わらずメールによって連絡し、対面でのコミュニケーションをまともにとらないと、社員は居心地の悪さを感じます。
そこで、コミュニケーションを活性化するために実際に行っている事例をご紹介します。
フリーアドレス
フリーアドレスとは、社員が固定席を持たず、空いている席を自由に使って仕事をするワークスタイルのことです。近年ではIT技術の進化もあって、導入へのハードルは下がってきています。
また、コスト削減や省スペース化のメリットのほか、働き方改革の一環として導入を検討する企業も増えています。業務効率化やワークスタイル変革に繋がるなど、注目を集めているオフィスのあり方です。
フリーアドレスによって、これまで関わる機会のなかった他部署の社員や上司と隣り合わせになることで新たなコミュニケーションが生まれます。
そして、会話での知識や情報の共有によって新しいアイデアが生まれる、あるいは人脈が広がりコラボレーションする機会が生まれることが期待できます。
また、
「トイレが遠い…」「コピー機から遠い席なので毎回歩いていくのがめんどくさい…」
など、固定席ならではの些細な不満も解消できるメリットもあります。
レクリエーション実施
レクリエーショを実施することで、デスクワークが多くあまり喋らない仕事仲間や、普段関りのない部署の人と交流することが出来ます。
また、コミュニケーションを積極的に取ることで、仲間を知るいい機会となります。ここでは株式会社LASSICさんの、一風変わったレクリエーションをご紹介します。
株式会社LASSICさんでは、社員同士の関わりやコミュニケーションの増進を狙って「廃校宿泊体験」というものを実施しています。
廃校という普段宿泊体験しないような場所でレクリエーションを行うことで、より仲を深める効果が期待できます。
先ほど、居心地が悪いと感じる原因として、「音」に関することが挙げられていました。静かすぎることやパソコンの打ち込む音は、集中を妨げる原因になっているということが分かったと思います。
そこで、社内にBGMを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
音にはリラックス効果だけではなく、社員のコミュニケーション活性化や、会議などの話し声が社内に漏れてしまう心配をなくす、セキュリティー保護の効果もあります。
実際に社内に音を取り入れることで以下のような効果が出ています。
・リラックス効果
目に見えて仕事の効率が上がるわけではないが、小さなイライラが少しでも減ることで気持ちが落ち着き、集中できる。
・コミュニケーションを取りやすくなった
これまでは朝出社して皆が無言でパソコンを立ち上げて黙々とメールのチェックを始めるような、隣に話しかけにくい雰囲気があった。今は心地よい音楽のおかげで自然に会話が生まれ、9時から気持ちよく仕事を始められている。
・定時で帰りやすくなった。
夕方6時に音楽が流れ出すと『残業に入った』と身構えるようになった。ノー残業デーでも集中していると時計が目に入らないので。
音楽が止まる午後8時にかけて次第にテンポのいい曲に切り替わる仕組みなので「あの曲が聞こえてくる前に帰ろう」と促され、残業が減った。
特に人気なBGMは自然音です。リラックス効果や集中力UPにつながりやすいことが特徴のBGMで、特にハイレゾ音源と呼ばれる高音質・広域帯の豊かな自然音がオフィスにオススメです。従来のCDによる音源よりも、人の過ごす空間を心地よく満たす効果が期待できます。
空間の広さや間取りなど関係なく取り入れることができ、リラックス効果も高いので職場の居心地の良さを向上させるのに取り入れやすく、効果も期待できるものです。
この機会にぜひ社内にBGMを取り入れてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
今回は居心地の良い・悪い職場の特徴を中心に、改善方法や親切・挨拶・整理グッズなど実際にすぐに取り掛かれるものなどをご紹介していきました!
ぜひ明日から試してみてください!
この記事が皆さんの会社の居心地改善に少しでも役立てたら幸いです。
オフィスの生産性を上げるBGMとして近年話題になっている自然音。自然に近い環境の中で仕事をすると生産性が上がる。 「バイオフィリックデザイン」に基づいた考え方が脚光を浴びています。
そんなオフィスBGMとしての自然音サービスの中からおすすめの3社をピックアップし比較 しました。費用や音質、導入企業、いちおしポイントが一目でわかるので今すぐチェック!
費用 |
品質 |
工事 |
---|---|---|
ハイレゾ自然音を
低コストで実現。
設置も楽に完了。
費用 |
品質 |
工事 |
---|---|---|
独自の空間音響設計。
自然界にいるような
空間をデザイン。
費用 |
品質 |
工事 |
---|---|---|
多種多様な
チャンネルを用意した
オフィス専用BGM。